ネットが発達し他人のセックス情報が簡単に手に入る時代になったため、多くの人が自分のセックスと他人のセックスを比べて物足りなく感じる部分を埋めていこうとしています。
「中イキしてみたい」「乳首イキしたい」「頭が真っ白になるくらい気持ちよくなりたい」「脳イキしたい」「潮を吹いてみたい」など当サイトにも、このような依頼が多く来ています。
しかし「クリイキしてみたい」という悩みを相談されることは、ほとんどありません。男性に触られるとクリイキ出来ないというケースはあるのですが、クリイキ自体が出来ないということは無いわけです。
つまりオナニーであれば、ほとんどの女性がイクことができるわけです。特に性感開発などされてるわけでもないのに、まるで赤ちゃんが母国語を覚えるみたいに自然と身についてしまっています。
もちろん例外もあって中イキ出来るけど、クリイキが出来ない人もいますが100人に1人2人というレアケースです。
一方、中イキとなると、母国語のように気がついたらなんとなく出来るようになっていたというのは、ごく少数派です。これはなぜなのでしょうか?
クリは外にあって、膣は中にあるから目で見ることが出来ないためポイントを的確に刺激しにくいから?
確かにこういった側面はありますけど、そんなに単純なものではありません。
あくまでも複雑に絡み合う多数の要因の一つに過ぎません。
他の記事でも繰り返し述べてますが、中イキの条件は肉体面に加えて精神的な部分も絡んで来るのでドツボにハマると抜け出すのが簡単ではありません。
参考
クリイキの条件は?
クリイキをするためは、簡単に 充分に濡れてるクリトリスをの感じるポイントを適切な強さ、速さで繰り返し刺激するだけです。物理的な刺激を適切に加えれば誰でも簡単にイク事が出来ます。
もちろん性的興奮もある程度必要ですが、(全くエロい気分じゃないのにイクことは出来ないので)ほんの少しの興奮さえあれば物理的な刺激で興奮も高まります。
クリイキは陰部神経という感覚神経で脊椎から繋がってる神経で感じるため、鋭い感覚でイクとき分かりやすいです。感覚神経は物理的刺激に素直に反応してくれるので、「的確に刺激してるのにイケない」なんてことにはなりません。
ちなみに男性のペニスも似たような構造になっています。だから男はみんな簡単にイケるわけです。
脊椎損傷しても中イキは可能な理由
人間は脊椎を損傷すると、損傷した部分より下が不随になってしまいます。腰の部分の神経が切れてしまうと、腰から下が動かなくなり、感覚も全くなくなるため、触れれても何も感じなくなります。
中イキは脊椎から通る感覚神経でするわけではありません。
脳から直接、全身に張り巡らされてる迷走神経を経由して感じるため、脊椎損傷しても性的刺激に反応し、オーガズムに達した例が世界中で複数研究報告されています。
初めてこの話を知った人は都市伝説的な眉唾な話だと思うかもしれませんが、
性科学の権威、ウィップル博士たちの研究により明らかになっています。
子宮頚部(ポルチオ)を刺激されて、迷走神経を経由し直接脳に刺激が届きオーガズムに至るわけです。
よく「オーガズムは脳で感じる」みたいなことを言われていますが、これがクリイキとの一番大きな違いです。
経由する神経が違うので感じ方が全く違ってくるのも当然ですね。
感じる神経が違うので感覚も当然違う
中イキで刺激が経由する迷走神経は直接快感を感じるための神経ではないため、「ポイントを的確に刺激する」のような単純な方法ではなかなか上手くいきません。
刺激を受ける側の精神状態によっても、同じ刺激を全く別物と感じることも出来るわけです。それなので、体験動画のように手のひらを触られてたり音だけで気持ちよくなったり、背中や耳など性器以外の刺激でイったりすることができるわけです。
ここ数年で流行っている脳イキも、この原理です。
そして快感の種類も幅広く、ジワーッと下半身に力が抜けたようになるだけの軽いイキかたから、何も考えられず意識がぶっ飛び暫く動けなくなったり、セックス後の余韻だけでイったりすることもあります。
脱力系の静かなイキ方から断末魔のような絶叫をして「死ぬんじゃないか」と思うようなイキ方まで幅広いです。
こちら体験事例で中イキしてる様子が動画で分かります。
物理的刺激だけが中イキの条件ではないから難しい
物理的刺激だけで解決出来るのであれば、ディルド、バイブなどおもちゃを買ってきて、「あーでもない、こーでもない」といろいろな角度や強さで膣を刺激すればなんとかなるはずです。
もちろん、物理的刺激だけで解決出来ることもあります。例えば、今でのセックスした男性たちがみんな早くて下手だった場合、まともにやってくれる人としただけですぐイケるようになることもあります。
しかしある程度経験があり、いろいろなことを試した上で、なおかつイケないのであれば物理的刺激以外の部分に目を向ける必要があります。
ではどうすれば良いのか?
女性はどうしてもセックス中は刺激を与えられる側、受け身になるので自発的に中イキするために何かをすることは基本的には出来ません。
なので相手選びが重要です。肉体的にも精神的にも満たしてくれるセックスをしてくれる相手を探すのが一番の解決方法です。
しかし、そんな男性に運良く巡り会えば良いのですが、いくら悩んで選んでもその男性が期待に応えてくれるとは限りません。
また相手を変えるわけにはいかない事情もある人もいるでしょう。
「今の彼氏が大好きで絶対に他の男とはセックスしたくない」など。
なので、女性側ができる根本的な解決は非常に難しいです。
膣トレやディルドオナニーで中でイケるようになることもありますが、時間がかかったり男性の協力と並行して行う必要があったりします。
これだけ難しいと言っていますが、ちょっと環境やセックスのやり方を変えればあっさりとイケるケースもあります。
女性によって、難易度は全く違うため万人に通用する方法は残念がらありませんが、
それでも何もしないよりは遥かに良いし、イケるきっかけを掴むことも出来るかもしれないので、
膣トレやディルドを使った膣でのオナニーをやったほうが良いと思います。
やってマイナスにはならないですからね。ただしバイブなど人間の動きを超えるようなおもちゃは使わない方が良いです。
精神面のトレーニング法もありますが、長くなるので後日更新します。
※書きました