セックスでの感度と筋トレはどのような関係があるのでしょうか。
一見すると全く無関係に思えますよね。
しかし実際には筋肉量と感度は比例する関係にあります。
これは、アメリカの性科学の研究でも明らかになっていて、
ランダムに集めた女性たちの筋肉量と性交時の快感の大きさを測定することで
相関関係があることが分かりました。
ただ、だからといって、筋肉量だけが感度の良し悪しを決めるわけではありません。
あくまでも一つの要因にしかすぎません。
例えば、タバコを吸う人は肺がんになりやすいけれど、
それだけが原因ではないので、吸ってても肺がんにならない人もいるし、
非喫煙者なのに肺がんになる人もいます。
それと同じで、筋肉量が多くても感度が悪い人もいるけど、少なくてもイキまくれる人もいるわけです。
僕の経験上では全体的な傾向としては過去に運動部に所属していたり、現在運動を定期的にやっている女性の方が
感度が良かった人が多いです。
それなので、ある程度、筋肉に負荷がかかる運動をすることをオススメします。
筋トレしろっていうと、
「仕事で疲れているんだからやる気しないよ~」
「やろうやろうと思っていたんだけど、ついつい先延ばしにしちゃう」
「運動って聞くだけで、逃げたくなる」
なんて人もいるかと思うので、出来るだけ時間をかけずに簡単に出来るようなやり方を紹介します。
感度アップに重要なインナーマッスルとアウターマッスル
筋肉には大きく分けて、腕や脚、背中、お腹など外側についてる大きな筋肉(アウターマッスル)と
その内側、骨盤の周辺、呼吸筋などのインナーマッスルに分かれています。
この両方を鍛えて筋肉量を増やすことで、セックスの気持ちよさをしっかり味わうことができます。
仮に、感度が良くなって中イキ出来るようになったとしても、
筋力が弱く、すぐに疲労困憊になってしまうと、せっかくの気持ち良いセックスを堪能することが出来ません。
感度が良い人の中には、パートナーが遅漏でもないにもかかわらず、射精する前に疲労困憊になってしまう人もいます。
十分に筋力を鍛えておけば、疲れはするものの、心地よい疲れの範囲内に留めておくことができます。
お手軽!『ながら』で出来るインナーマッスルトレーニング!
インナーマッスルは中イキをするために重要な筋肉です。中イキ経験者の女性によると中イキをするとき子宮がビクビクする感覚があるようですが、
それは子宮周りの骨盤底筋郡が反応しているためです。
この筋肉量が多ければ多いほど、中イキしやすくなります。
また、中イキを既に出来る人は、イったときの快感が深くなります。
トレーニング方法は手軽です。インナーマッスルは小さい筋肉なので、息切れしないし、疲労感も少ないので続けやすい種目になります。

中イキしている女性の動画を見ると、腰がガクガクなっていたりします。それはこの腸腰筋の働きになります。
中イキしてる女性の動画を見たことがない人は以下のページで見ることが出来ます。
PC筋トレーニグ(膣トレ)
これは肛門を締める緩めるを繰り返すだけです。リズミカルにやり続ければ効果は必ず出てきます。
テレビを見ながら、電車で座ってスマホをいじりながら、ソファーでくつろぎながらなど、
あらゆる状況で周りの人に知られずにトレーニングすることが出来ます。
呼吸筋トレーニング
横隔膜を上下させて、大腰筋、と腸骨筋を一緒に鍛えます。
やり方は至って簡単です。ただお腹を思いっきりふくらますへこますをリズミカルに繰り返すだけです。
これをやると、腰回りの筋肉まで張ってる感覚があると思います。
それは腰椎1番目から股関節まで伸びている大腰筋が張っているためです。
このトレーニングによって、腰から呼吸筋とセックスに使う筋肉を効果的に強くすることが可能です。
2種目だけでOK!アウターマッスルトレーニング
大きな筋肉を効率的に鍛えるためには、なるべく多数の関節を動かすトレーニグ種目をやることです。
筋肉というのは関節から関節まで繋がているものなので、多くの関節を動かすと、それだけ一度に沢山の筋肉に効果があります。
忙しい人や運動嫌いな人は4種目、5種目もやってたら、確実に挫折します。
腕立て
腕立ては、胸、肩、背中、体幹と上半身の多数の筋肉を鍛えることが出来るお得な種目です。
女性の場合、つま先と腕だけで体を支える体制からやると、ほとんどの人が1回も出来ないので、
膝と腕で支えることで負荷を軽くしてやりましょう。
回数は限界の7割くらいまでで、
1分休憩をいれて3セットくらいやってください。
だんだん物足りなくなるので、少しづつ回数や負荷を増やしていけば
成長する実感を感じて楽しくなっていくので、それまで続けられるくらいの
簡単な負荷でやってください。
いきなりきつい負荷をかけると嫌になるので、
最初は物足りないくらいが丁度良いと思います。
腕立てのフォームはこちらの動画を参考にして下さい。
スクワット
スクワットは脚、腹筋、尻、腰と下半身の広範囲に効くトレーニングです。
女性でも簡単に出来るトレーニングで、ヒップアップ効果もあります。
これも腕立てと同じように物足りないくらいの回数から初めて
徐々に負荷や回数を上げていってください。
負荷は、ペットボトルを抱えながらやったり、
ジャンピングスクワットやブルガリアンスクワットなどの種目に変えることで
上げることが出来ます。
これも1分インターバルの3セットくらいやってください。
スクワットのフォームはこちらの動画を参考にしてください。
腹筋はやらなくていいの?
もちろんやらないよりは、やったほうが良いです。2種目で物足りなくなったら付け加えても良いでしょう。
しかし初心者にとっては、わざわざ腹筋をやらなくても、スクワットや腕立てでも腹筋を使うので十分鍛えられます。
スクワットだけでも腹筋を割るまで鍛えることは出来るので、ついつい「時間がない、忙しい」などの言い訳をしてサボってしまう人にも種目を減らすことでサボりにくくなります。
週二回で十分
毎日やる必要はありません。
週2回くらいやっていれば十分に筋肉量は増えていきます。
ただ、週2回よりも多くやった方が習慣化するので、
1日1種目づつの週4回やるもの有りです。
1日あたり5分もかからいので、時間のないあなたでも出来るはずです!
日曜:腕立て
月曜:スクワット
火曜:休み
水曜:腕立て
木曜:スクワット
金曜:休み
土曜:休み
プロテインは飲まなくていいの?
プロテインとはタンパク質のことです。タンパク質は筋肉の原料のような栄養素で、
筋トレ後はできれば摂取したほうがいいです。
しかし、そんな事言うと面倒くさがり屋のあなたは挫折するでしょう。
そもそも、本格的にボディメイクをするわけではないので、ストイック、プロテインパウダーを購入して
毎回飲む必要はありません。
普段の食事に、タンパク質が多く含まれているものを少し多くしてあげれば
筋肉量は少しずつ確実に増えていきます。
オススメは鶏の胸肉などの肉類、納豆、豆腐などの大豆類、卵、魚などです。
これらを普段の食事にプラスしてあげるだけで十分です。
モチベーションアップのためセックス以外の効果も知っておく
筋トレを始めたけれど、気がついたら挫折してたなんて経験はありませんか?
トレーニングを続けるためにはモチベーションを維持しなければなりません。
だけど、「そこまでしてセックス感度上げたいとは思わないな~」なんて考えてはいませんか?
それは非常にもったいない考えです。たしかにセックスのためだけと考えると続けられないかもしれません。
しかし、他にも沢山メリットがあったらどうでしょう?
仮に感度が上がらなかったとしても、他にそれを補って余りある効果があれば続けた甲斐があるのではないでしょうか。
太りにくくなり、プロポーションが良くなる
これは怪しいサプリメントやインチキトレーニンググッズなど買わないで、まともにダイエットをやった経験がある人なら知ってるでしょう。
筋肉量が増えることで、基礎代謝が上がって何もしないときの消費カロリーが増えます。
そうなると筋肉量が少なかった頃にくらべてダイエットが楽になります。
また、腕立てはバストアップ、二の腕引き締め、スクワットはくびれ、ヒップアップ、美脚効果があり、女性の美しくなりたい願望を叶えてくれます。
頭が良くなる
運動をすると、脳神経由来成長因子=BDNFが分泌されるようになります。
このBDNFは脳神経細胞を成長させるための栄養素になるものです。
畑にとっての肥料の役割をするような物質です。
人間は年齢を重ねると、どんどん脳細胞が死滅していきます。
20世紀までは一度減った脳細胞は絶対に増えないといわれていましたが、
現在の研究では脳細胞は鍛えれば増えていくことが常識となっています。
運動することで、脳神経細胞が増え頭が良くなるので、仕事や勉強にも有利になり、
人生がより良くなることにつながります。
アンチエイジング効果
人間は成長が止まった頃から、運動を定期的にしていないと、どんどん筋力も衰えてきます。
筋力が衰えると、運動が億劫になって精神的にもネガティブになっていきます。
ストレス耐性も低くなって身体に炎症が起きやすくなります。
そして老化が促進されるわけです。
定期的に適度な筋トレを取り入れることで、老化を遅らせて同年代の何もしていない人よりきれいでいられます。
精神的に安定するようになる
定期的に運動をすると、睡眠の質がよくなります。
またドーパミン、セロトンなどの脳の神経伝達物質の量が安定的してきます。
そのため、運動不足のときに不安定だったメンタルが徐々に安定してくることになります。
普段疲れにくくなる
セックスのときにも疲れにくくなりますが、
もちろん普段の生活でも疲れにくくなります。
筋トレに慣れてきて徐々に負荷を上げていくと、
普通の生活で今まで疲れていたことが疲れずに出来るようになります。
ちょっと階段や坂道を歩くだけでも息切れしていたのが、
余裕になってくるし、
仕事終わり家でぐったりしていたのが、余暇を楽しむ余裕も出てきます。
まとめ
筋トレには数え切れないようなメリットがあり、
デメリットは最初の面倒くさい気持ちくらいです。
ストレスや負荷を極度に嫌う人は、この最初のストレスのため始めることが出来ません。
それなので、まずは冗談かと思うような回数、例えば1日1回でも続けて下さい。
そして徐々に2回、3回と増やしていきます。
そういう小な習慣を作ることでだんだん身についてきます。
これが遠回りしているようで、最短の習慣形成方法です。
メリットだらけなので、やらない理由はないくらいです。
しかし、人間なの分かっちゃいるけど三日坊主になってしまうなんてこともあるでしょう。
なので最初に挫折しないように、簡単な回数からはじめ見てください。
そして筋肉量が増えることで、セックスのときの感度アップや中イキにも良い効果を感じられるようになります。