ネットでセックスの事を調べてると「脳イキ」なるキーワードを目にすることがあります。
数年前から話題になって最近ではAVのタイトルにも使われるようになりました笑
FANZAで検索するとたくさん作品が出てきます。
ただでさえ胡散臭いのに、AVで脳イキ企画が量産されてるため嘘くさい印象が付きまとっています。
それなので、「アホくさwどうせ演技だろw」という意見が多く見受けられます。
しかし、本当にただの演技なのでしょうか。
脳イキとは一体なに
ネットのエロ界隈では「性器に触れずにイクこと」が脳イキだそうです。
そうなると乳首は性器ではないので、乳首イキも脳イキの一種になりますね。
前戯での愛撫、耳、背中、脚、尻、さらには言葉責め、SMでの鞭打ち、緊縛、ロウソクなどで昇天します。
目を見ただけ、音を鳴らしただけでイクなんてのもあります。
百聞は一見にしかず。実際の脳イキしている動画は以下になります。
「脳」が気持ちよくなってイってるわけではない
個人的にはこの定義「性器に触れずにイクこと」には異論があります。
なぜなら気持ちよくなってるのは下腹部(性器)あたりだから
乳首を触られて下腹部にリンクして気持ちよくなるわけです。
触られている場所も気持ち良い場所も脳ではないのに「脳イキ」と呼ぶのは少し違和感を感じます。
余談ですが「脳」自体が気持ちよくなる現象は、いわゆる「脳イキ」とは別に存在します。
僕が過去に会った女性でセックス中に脳自体が気持ちよくなる人がいました。
視界がオレンジになって、頭の中にシャワーが降り注ぐみたいに気持ちよくなるそうです。
それから7年くらい前、「探偵ナイトスクープ」に特定の条件下で脳がシュワ~となって気持ちよくなり、ぐったりしてるおじさんが出演してました。
この現象の方が脳イキと呼ぶのにふさわしいんじゃないかと思います。
性器を触れられずにイクことは可能なのか
結論から言うと可能です。
アメリカでは脊椎損傷して下半身の感覚が全く無い女性がオーガズムを体験している研究結果も発表されています。
下半身に感覚がないのだから、触られても触られたことすら認識できないはずなのに、
性的快感は感じることが出来きるという驚きの結果が出ています。
性的快感は感覚神経だけで感じるものではないのです。
感覚神経とは背骨から伸びている神経で、
クリイキは感覚神経の作用になります。
脳イキに関係のある神経が迷走神経です。
迷走神経というのは自律神経系の一種で脳から直接、体中に伸びています。
脊椎を経由していないため、
脊椎損傷した女性でもオーガズムを感じることが出来るのです。それなので腰を持って揺さぶるだけでも人はイクことが出来ます。
迷走神経は耳の近くにも通っているので
言葉や音声でもイクことも可能です。
もちろん誰でも出来るわけではありません。
その刺激を快感だと認識出来るかどうかはまた別問題です。
イメージでイケる?
例えば、夜眠れなくてムラムラしているときに気持ちよかったセックスのことを、思い出していると下半身がウズウズした感覚を経験したことはありませんか?
その時、うっすらと気持ち良い感覚が下腹部に残っているはずです。
この快感が深くなっていくとオーガズムに至ります。
例えば、レモンや梅干しをイメージすると実際に酸っぱいものを口に入れていないのに
あたかもそれが口に入っている時のように唾液が分泌されます。
それと似たようなことです。
直接的に刺激されなくてもイメージを喚起させられればイクこともありえます。
夢でイク
男性の場合、夢精した経験がある人は少なくないと思います。
これも触れられていないのにイクわけなんで「脳イキ」の一種でしょう。
女性にも夢でイク体験をしたことがある話を聞いたことが何度もあります。
外からの刺激が一切ないのに寝ているときに自動的に快感を作り出して絶頂に至るわけです。
夢イキをする女性に直接聞いたのですが、偶然の産物なのでコントロールは難しいようです。
ただ、途中で目覚めたとき、「続きを見たい」と強く思って二度寝したとき
再度、夢イキ出来たそうです。
人は体験出来ないことをウソだと決めつけたくなる
世の中には自分が全く体験出来ないことや見たこともない事を
簡単に出来る人が存在します。
そういう体験談を聞くと、「嘘に決まっている!」と頭から決めつけたがる頭の堅い人をよく見かけます。気持ちは分かりますが、「もしかしてあるかもしれない」くらいに考えたほうが楽しくないですか?
セックス情報が今のようにオープンになる前は中イキですら、
その存在を疑われていました。
セックスが気持ち良い女性は、不感症の女性の存在が信じられなかったし。
その逆もまたしかり。
しかし今後は多くの人がセックスに関して情報発信をしていくので、
非常識だったものが常識に変わり。
「性器に触れずにイク」ことも当たり前にになるかもしれませんね。