スローセックスとはアダム徳永氏が提唱しているセックス方法です。
女性誌などでもたまに特集されていたりしますね。
僕はいまから10年以上前にネットや書籍で知りました。
当時はAVを参考にしたようなセックスをしていたのですが、女の子があまり気持ちよさそうではなかったです。
全然イカないし、喘ぎ声も嘘っぽい。
1人で気持ちよくなって射精しても相手の女の子が本気で感じて無いと全く面白くないんです。
そんな悩みを検索しているうちにたどり着いたのがアダム徳永氏のスローセックスのホームページでした。
スローセックスの方法は?
スローと名前が付くように、ゆっくりと時間をかけて行います。
ちゃちゃっと服を脱がせて、キスしておっぱい舐めて、手マン。ここまで5分。
挿入して力いっぱい腰振ってさらに5分で射精w
こんなセックスと対極に位置します。
特に時間をかけなければいけないのは前戯。
女性の体は急に性的興奮状態にはならないんで、
AVのように興奮した男性が鼻息荒く、せかせかとがっつく感じはご法度です。
前戯はアダムタッチで
アダムタッチって名前が付けられていますけど、フェザータッチのことですw
5本の指先を女性の身体の産毛をなぞるようにゆっくりソフトに動かします。
クリトリス、膣、乳首などの誰もが感じやすい性感帯を触れる前に30分以上時間をかけて(手、足、背中等を)じっくり触っていきます。
フェザータッチでの前戯をやってる動画があるのでこちらの前半部分を参考にしてみて下さい。
早く挿入したい男性にとっては少し忍耐がいる方法ですね(笑)
じっくり触られて興奮度が上がった頃に性器へのタッチへと移ります。
クンニ、フェラチオなどのオーラルセックスも好みに応じてゆっくりとソフトに行います。
手マンでGスポット、アダムスポットを刺激する
スローセックスの手マンはAVで見られるような激しい摩擦運動ではなく、
膣壁を指圧のような形で刺激します。それなので粘膜が弱く摩擦に弱い女性にも痛みを感じさせず気持ちよくなってもらうことが出来ます。
刺激するポイントは複数あって、Gスポット、裏Gスポット、Tスポット、アダムスポットとあります。
以下が快感ポイントの場所ですが女性が仰向けに寝ているものとします。
Gスポット:掌を上向きに指を挿入し第二関節を曲げザラザラしている場所
裏Gスポット:掌を下向きに指を挿入し第二関節を曲げて当たるフワフワしている場所
アダムスポット:膣最奥の上壁部分
Tスポット:Gスポットとアダムスポットの間あたり
実際の所、快感スポットは女性によって全く違うので、細かく覚えておかなくても問題ありません。
大まかな場所を把握したら、少しづつ場所をずらしながら一番気持ち良く反応するポイントを探した方が正確に快感ポイントを発見できます。
スローセックス本番
男性が自分の気持ちいいように本能のまま腰を振って、女性が気持ちよくなれるのならいいですが、残念ながらそうとは限りません。
スローセックスでのピストンは最初は挿入して動かさず徐々にゆっくりゆったりとやっていきます。
体位の変更は興奮が冷めないように挿入したままスムーズに切り替えていきます。
前戯までで女性の興奮を高める事に成功していれば膣内の感度もいつもより上がっているはずです。
膣内感度が高い状態なら激しくピストンしなくても十分に気持ちよくなれるし中イキもしやすくなります。
セフレ2人とスローセックスを実践
10年以上昔、スローセックスを覚えたての頃にセフレとスローセックスをやってみた感想です。
以前は適当な前戯して、挿入して、射精のアダム徳永氏が言うところのジャンクセックスをしていました。 本番はガンガンピストン系ですw
今思うと痛がらない女性、激しいのが好きな女性には気持ちよくなってもらえてましたが、
それ以外だと次に繋がらない感じになることが多かったですね。
一人目31歳M美
元々激しいのが好きな女性なのでスローセックスを試してみても、じれったいって言われて
結局本番はいつものように激しくピストンする事になりましたw
前戯のアダムタッチ(フェザータッチ)もくすぐったいようで全身に試しましたが気持ちよさそうな反応はありません。
『フェザータッチをされると虫酸が走る感じで嫌だ』そうですw
クリや乳首の愛撫もソフトすぎて物足りないみたい。
良かった点はアダムスポット(膣奥上壁)の手マンです。これはいつもの手マンより反応が良く大声で喘いでいました。それまであまり触られてこなかったので新鮮だったようです。
二人目21歳C子
この子は前戯からしっかり感じる事が出来ました。
フェザータッチすると身体がビクビクして声は出ないものの、本当に気持ちよさそうな表情に変化。
感度も徐々に高まり手マンでのアダムスポット刺激では、いままで出来なかった中イキも出来るようになりました。
挿入での中イキは失敗。
スローセックスではペニスで中イキさせる技術が無く、当時の僕はポルチオセックス習得前だったので手マン絶頂止まりです。
ただ挿入もいつもより感度が増して気持ち良かったようです。
スローセックスは素晴らしい!しかし…
アダムタッチ(フェザータッチ)という技術を知って前戯の楽しさが良くわかりました。
女性からも『なんでそんなに上手なの?』、『エロいねw』みたいな感想を貰うようになりました。
AVでしかセックスの情報を知らないけれど、セックスについて勉強してみたい人は男女問わず知っておくべきものだと思います。
しかしそんなスローセックスも完璧というわけではありません。
挿入技術が足りない
スローセックスの書籍、DVDは沢山あるので全てを見たわけではありませんが、
当時僕が見た本やDVDには効果的な挿入技術が解説されていませんでした。
体位の解説等はありましたが、中イキスポットであるポルチオ性感帯をピンポイントで刺激するペニスの使い方まで習得することは出来ません。
※ポルチオ性感帯に関しては詳しくこちらのページで解説しています
フェザータッチが不発でもポルチオセックス後は全身の感度が上がり、それまではくすぐったかったフェザータッチでも快感になったりします。
ポルチオセックスでは動かず中イキさせることも可能なのでスローセックスとの相性も良く組み合わせると、女性にとって更に気持ちいいセックスが楽しめます。
誰もがスローセックスで気持ちよくなれるわけではない
スローセックスを実践すると大体の女性から好評を貰えると思います。
しかし女性の性的感受性は様々なので実践例一人目のようにスローセックスを持ってしても気持ちよくないという人も出てきます。
『これをすれば女は気持ち良くなるんだ!』という先入観を持って相手に接すると相手と温度差が出てしまいます。
セックスマニュアルは有効ではありますが、家電のように説明書を読んでボタンを押せば決まった反応が出るわけではありません。
スローセックスのようなマニュアルはあくまでも選択肢の一つとして、女性の反応に対して臨機応変に対応出来る事が大事です。